〜天国から地獄へ〜
上の子の小学校の卒業式の間、ステージ前方のクラスの中程に座っている我が子の姿を見ながら、「別れる」「別れない」と心の中で葛藤しながら結論を出せずにいた私。可愛い我が子に普通なら経験しなくてもいいような思いをさせていること。さらにこの先離婚になると、他の子とは違う、大変な思いをさせることになる。周りの親たちは両親揃って参加する子達も多く、自分の家との違いをまざまざと感じたり・・・。側から見れば、表面上はごく普通の家族に見えたでしょうが、現実とのギャップは胸に重くのしかかりました。大人でもしんどいのに、思春期の子供達にとってはそれはとても大きい問題だったことは、想像に易くありません・・・。そうして色々あった卒業式も終わりいよいよ卒業旅行へ。
待ちに待った卒業旅行❤️
日々色々な事がありますが、兎にも角にも憧れのディズニーリゾート。そう。この日のために働いてきたのですもの❤️❤️❤️。 飛行機に乗せてやりたいので、飛行機の早割とホテルをセットで『ANAの旅作』で。早くに予約をするかなりお得になるのでオススメですが飛行機の便の変更はできない為、インフルエンザがクラスに蔓延する中、マスク、うがい、手洗いの徹底で無事健康体で旅行に出発できました。今でこそコロナ禍でマスクは当たり前の生活ですが、その頃は『絶対ディズニーに行くんだから』ということで我慢の日々を過ごしていました。その甲斐もあってまず初日は大好きなディズニーシーへ。何ヶ月も寂しい思いをして我慢してきた子供たち。ひたすら休みなく働いてきた私。人並みに卒業旅行へ連れてきてあげられた喜び。日々の嫌なことと、喧嘩の原因である旦那からも離れ子供と3人、文字通り『夢の国』で最高にハッピーに過ごしました。次の日はディズニーランド。朝イチから最終まで、足が棒になるまで歩き回って、子供達はお買い物したり、目一杯楽しみました。そして3日目最終日、お台場でガンダムと写真を撮ったり、ダイバーシティに行ったり。
そして最終日。帰りの羽田空港。旅の余韻に浸りながら物哀しくもありながら。その頃はバイトをしていて夜勤のはずの夫に「今、羽田。すっごく楽しかったわ。」とメールすると、シフトから考えると勤務中のはずの夫が、めっちゃ早い既読がついて😱⁉︎ 嫌な予感がして「なんでこんなに既読が早いの⁉︎ え⁉︎ なんで⁉︎ もしかしてまた辞めたんか⁉︎」と聞くと、さも当然と言うようにわざとらしく「辞めたよっ」と返事が返ってきました。がぁぁぁぁぁぁぁんっ😱 せっかく子供たちと楽しい思い出に残る旅行なのに、帰りに文字通りいきなり天国から地獄です。「本当にマジで○んでくれ!」私は空港で携帯電話の向こうの夫に叫びました。あーもう帰りたくない。せっかくの卒業旅行だったのに。私はおろか、子供たちも同じ思いだったと思います。・・・そうして楽しい思い出はクズ夫のせいで一瞬にして暗黒の世界へと変貌を遂げました。
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