あなたは仕事をしない夫を扶養に入れたことがありますか?
夫を扶養に入れるということ
夫は自営業を辞めてから、派遣会社から短期雇用の工場勤務を紹介されて仕事を渡り歩いていました。渡り歩いている時はまだ良い方で、ちょっと勤めては何ヶ月も仕事をしないのはザラでした。毎日毎日仕事もせずに家にいて、ご飯の時だけ台所に来てチャチャっと食べてまた自分の部屋へ。失業保険が出ている間はまだマシです。100%ではないにしても収入はあるのですからまだなんとかやってはいけます。というか夫はお金がなくなると(働かないんだからお金がないのは至極当然です)自分の親から借りていましたから。親も年金暮らしだから余裕もないので貸したくはないけれど、お金がないと悪いことをしてしまうかもしれないという恐怖から、貸さざるを得なかったそうです。夫の方もまた貸してくれるまで親の周りから離れなかったのです。いい年をした息子にたかられるなんて最悪です。そしてその少し前には夫を私の扶養に入れる手続きをしていました。もともと子供達は私の扶養になっていたので・・・。会社に言うのは恥ずかしかったのですが、勤め先は大きな会社でしたのでおそらく色々な人がいたから特別変わったことではなかったのかもしれません。無職のひきこもりなどどは恥ずかしくて言えず、病気で仕事ができないということにして手続きしました。それまで夫は国民健康保険料も滞納していたため、『短期被保険者証』だったのですがこれで晴れて人並みに『健康保険証』を手にしたのでした.
短期被保険者証とは・・・
※国民健康保険の『短期被保険者証』とは・・・
保険料の滞納や未納の場合届け出ることによって通常よりも有効期間が短い『短期被保険者証』が交付されます。この期間中でも未納の状態が改善された場合は通常の保険証に切り替わります。私もパートに出るまでは短期間、この『短期被保険者証』のお世話になったことがあります。病院の窓口で出す時に「えっ?なにこれ?」っていう感じになったのですが、ベテランの看護師さんがその受付の人に小さい声で説明して納得されていました。その時は少しばかり恥ずかしかったのですが、利用できる制度は利用しないともったいないです。もちろん普通に滞納することなく支払えるのに越したことはないのですが。もしも健康保険料の支払いが厳しい・・・という時には、そのまま放置して滞納なんてことをしたら良くないので、市役所の『保険年金課』に相談しましょう。
まとめ
世の中は待っているだけでは誰も助けてはくれません。自分で勉強して、自分から情報をとりにいかなければ結果泣き寝入りすることになります。大切なのは正しい情報を得ることです。どんなに辛い状況の時でも、合法的に解決する方法があるはずです。しかるべき窓口にまずは相談してみましょう。役所はお金を徴収する時には何も言わずに徴収しますが、減免や、還付など役所の方が払う物に関してはこちらからアプローチしなければいけないものがほとんどです。ネットや本で正しいこと情報を集めたり、役所の窓口でわかるまで聞きましょう。
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