夫の職業はアルバイト😆
夫がようやく負債だらけの仕事を畳む決心をし、仕事探しを始めました。まずは知り合いのコンビニに雇ってもらいました。大学を出てからサービス業に従事していた為、レジ打ちは慣れているらしくさほど苦労もなく勤めていたと思います。ただ如何(いかん)せん時給が安いのはネックでしたが背に腹は変えられません。自営業を続けて負債を増やすより何倍も良いのですから😅😅😅。けれど一家の大黒柱が『時給で働くコンビニのバイト』というのは家計的には火の車です。毎月の家のローンもあります。水道光熱費もあります。私もフルタイムのパートでしたが、私の分は子供たちの学費と食費に消えていきました💦。
バイト先でも、モラハラ男の本領発揮っ⁉️
自分の気の弱さを理解している夫は、他人の心をコントロールすることが上手でした。それは気の弱さゆえ、自分を傷つけるものから我が身を守る為に自然と身につけたものでした。自分にメリットがある人には『人の良い自分』を見せ、自分より下あるいは脅威になりそうな相手には最初から『厄介な自分。やりにくい自分』を演出していました。こいつはめんどくさそうな奴だ・・・と思わせておけば、その後煩わしいことを言ってこなくて何かと便利だからだそうです。それは長く付き合った私でさえもわからないようなほんのわずかな言葉の使い方の違いで、あるいは接続詞を一文字変えるだけで相手からの印象を上手にコントロールするやり方で自分の印象を操るのです。
まず最初は親戚であるオーナーさんやパートさんの欲する事を先回りして実践し、好印象を植え付けます。『手伝ってくれてありがとう』『バイトに来てくれて助かってる』的な感じで。・・・。しかしながら時が経つにつれ、徐々に本性を表し始めます。親しげに喋っていた相手に、何かの拍子に強い言葉を使い相手を萎縮させて、その後で「さっきは悪かったね」と優しくする。気に食わない相手にはわざと強い態度を出す。これぞそれでよくパートさんからのクレームが来ていたそうです。親戚だけに強くも言えずに厄介な男を雇ってしまっていたのでした。この男のモラハラ人心掌握術は、バイト先はおろか義理両親、家族、もちろん私にも使ってきました。こういう悪い意味での頭の良さ(ズル賢さ)を他のところに使えば成功するのにと思ったものです。それもこれもちっちゃい人間のやることです。今となっては私には関係のないことです。
転職を繰り返す夫。
それから何度もバイト先を変えました。どこの職場でもパートさんや、アルバイトさんからオーナーさんにクレームが来ることが多かったらしいです。「もっとパートさんと仲良くやってくれ」そう言われていました。そりゃそうでしょう。おっさんのアルバイトのくせにプライドだけは高い。仕事は見えないところで手を抜く。売上金も抜く。気に入らない仲間とうまくやろうとしない。言うことを聞かないと他からわからないような嫌がらせをする・・・。こんな奴いらないもの。その度にこんなところでやっていられるか💢と言っては辞めてきました。地元のコンビニは行き尽くして少し足を伸ばしたコンビニまで、働き場所のテリトリーを広げました。他にも派遣で工場作業員など、次々に職を変えました。やっと普通に働いたかと思えばまた家に🚗が停まっている生活。また辞めたんだ・・・・・。の繰り返し。ただ職を渡り歩いている間はまだ良かったのです。
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