となり町での法律相談。〜社会福祉協議会〜
平日に会社を中抜けさせてもらい、市の社会福祉協議会主催の『無料法律相談』に行きました。会場に着くと、待合室には私より前にもうひとり女性が待っていました。
机の上には相談内容を記入する紙と筆記用具が置いてあり、①名前、②住所、②連絡先と④相談内容(具体的な年月日なども含め)を記入して待っていてくださいとのことでした。無料の法律相談のため、1人の持ち時間は20分程度。その短い時間内に弁護士の先生に内容が伝わりやすいようにするためでした。
自分の順番が来るまでに、書類を記入しながら待っていました。私は夫にクレカを盗まれて借金を作られたことなど、仕事を辞めて働かず、借金を繰り返すことなど細かく記入しましたが、具体的な年月日は記憶が曖昧なのでおおよその日付で記入しました。伝えたいこと,聞きたいことなどのモレがないように書きました。
いよいよ弁護士の先生に相談する事に。
いよいよ自分の番。緊張しながら相談室に入り、人生で初めて弁護士の先生と対面しました。
その先生は、普通のシュッとした30代半ばくらい。弁護士=怖そうのイメージとは全然違いオシャレな感じの方でした。結婚指輪をはめていらっしゃったので、あぁ、この人は普通の家庭を持って、普通の暮らしをしているんだなぁ。弁護士の先生だしお金に困っていないし、今の自分とは真逆の生活をしている人だなぁ。いいなぁと思ったものです。
相談内容として、
「夫が転職を繰り返して今は無職で引きこもっていること」、「夫に自営業時代の借金もあり、無職のため家のローンが返せない状態であること」、「夫がお金がないので義母に金の無心をすること」、「夫が私のクレカで勝手にキャッシングを繰り返していて、督促の電話が私に掛かってきていること(個人情報保護法があり、私名義なので私しか対応出来ないこと)」、「夫が私名義の信販系クレカを元バイトに作らせてキャッシングしていること・・・」。など、働かない夫に関する借金のことでした。そして自分ではこの先どうしていいかわからないと思っていることなどを伝えました。
その弁護士の先生は、
「どうしようもない男ですね。今のままの状態ではお子さんにも悪影響ですね。あなたも義母さんも大変だ。離婚しかないでしょうね。」のように回答いただいたと思います。何せ無料相談はひとりに割り当てられた時間は20分。実情を聞いてもらって、こうやった方がいいんじゃないか?というおおまかなアドバイスをいただく位です。それでもこの時の私には充分でした。まずは第一歩です。
この後もすぐには離婚の決意が固まらず、実際に離婚したのはもう少し後ですが、この相談で「自分は間違っていないんだ。離婚してもいいんだ。」と思えたのですから。
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