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働かない夫を扶養に入れる💦。

離婚の理由

出口のないトンネルの中・・・。

その頃・・・。おそらく今年中には離婚するだろうなと思っていました。

夫は何度も何度も仕事を変え、気に入らないことがあると喧嘩をして辞めてきました。

働かない大黒柱には不似合いの分不相応な家。

その頃にはこの家を維持するのは不可能なことは分かっていたのです。

失業保険が出ている間は、朝から晩まで引きこもり。

失業保険といっても、6割程度しかもらえず、それは家のローン以外の自分のどうしても返さなければいけない(おそらくヤバめの)借金の返済と、知り合いに借りた借金の返済に使っていたのだと思います。

すでに家を維持する意義も力もない夫は、「家のローンは、もう払わない」と決めていました。

というか払えないですし。

維持できないことも分かってはいました。

どんな知り合いにどのくらい借りていたのかは知りませんが、おそらく借りては少し返して、また借りて・・・を繰り返していたのではないか?

のちに知るのですが、家のローンを滞納してもいきなり家を取られる・・・ということはありませんでした。

よくテレビで見る、ある日家に帰ったら家じゅうに赤紙を貼られる・・・的なやつはありません。

段階を追って粛々と進んでいきますが、家のローンを払わなくても実際には何年も住んでいられたのです。

最初のうちは銀行の担当さんから、何度何度も電話がかかってきました。

夫は居留守を決め込みます。

仕方なく私が出ても、無いものは払えません。

もう10年以上前のことなので記憶が曖昧なのですが、その頃はのローン、不正使用されたクレカの督促の電話等、電話の呼び出し音でトラウマになるほどでした😱😱😱。

働かない夫を扶養に入れる💦。メリットとデメリット。

これより少し前、パート先の会社で、恥を忍んで引きこもりの夫を私の扶養に入れました。

これでようやく児童手当が私の口座に入るように変更できたのです。

それまでは一応世帯主である夫の口座に、児童手当が入金されていたので、借金の返済に転用されてなかなかもらえませんでした。

もっとも、もらえたところで、その当時の状況では生活費にせざるを得ない状況でしたが・・・。

働かず収入のない夫は、法律で言うところの扶養家族に該当する収入だったのです。会社で事情を話したら、すぐに手続きをしてもらえました。

《扶養に入れるメリット》は、

①私の扶養控除ができるメリットがあること。(税金の面で得になる)

②児童手当の入金先が、私に変更できたこと。

③夫の健康保険料の負担がなくなる。などなど。もっと早く手続きをすれば良かったと後悔しました。

《デメリット》があるとすれば、

働かない夫を持つ我が家にはメリットしかないのですが、デメリットとすれば配偶者の扶養に入ったまま働き続けても、将来もらえる年金は増えないことだそうです。

そんな訳で毎日その日を暮らすのが精一杯、貯金など全く出来ず、私のフルタイムのパートで子供の学費と食費は賄っていました。

それとは別に、繁忙期には知り合いの旅館に頼まれて、バイトに呼んでもらっていました。夕方6時から9時まで。時給千円でしかも日払い。このバイトの現金収入はかなり有り難かったです。

その日もらったお金で、車のガソリンを入れることもしばしば。満タンなんて当時は入れたことがなかったかもしれないですね💦。千円。二千円。せいぜい三千円。財布にあるお金で、残りの日々を計算して給油していました。

ガソリンスタンドのメーターに千円分の給油量が表示されるのが恥ずかしかった思い出があります。

もっとも今でも給料日前には千円はないにしても、2千円入れることはありますが😆。

アナ雪ブームの頃。〜我が家は地獄の真っ只中〜。

こんな日々の中で、夫婦として、家族としての機能は全く失われていきました。

ちょうど『アナと雪の女王』の映画がブームになった頃でした。

ある日そんな殺伐とした日々の中で、子供達と『アナと雪の女王』の映画を見にいきました。

ほんのひとときでも、映画館で子供達と現実逃避。映画館の大音量のボリュームが、子供達も私も、せめてもの癒しでした。

けれど映画が終わったら、またあの殺伐とした家に帰らなければなりません。

映画の感動もそこそこ、重い足取りで家に帰りました。

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