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シングルマザーのお金事情① 児童扶養手当とは。

お金事情

養育費ゼロでの子育て。

無責任のクズ男は、養育費を払わない。払うわけがない。

最初のうちこそ、「〇〇日に給料出たら払う。」その給料日になると、「今日は無理だから、明後日まで待って。」その明後日になると今度は「あ?今ないわ。」などど程のいいウソを重ねて払う意思がありそうな言葉を繰り返していた。そしてある日そのクズ男は、

「お前、母子手当て(児童扶養手当て)出たやろ?(笑)」とのたまった。しかも笑いながら。つまりは今、当座のお金があるだろうということを言いたいのだ。そこに父親としての責任感というものは、微塵もない。シングルマザーになって、児童扶養手当の支給までにかかる日数と支給日はネットで検索していたのだろう。全くクズ男の名に相応しい男だこと。

毎度毎度信じて裏切られることの繰り返し。本当にマジで〇〇してやろうかと思ったことも、一度や二度ではない。最初の頃は怒りのあまり罵詈雑言を浴びせ返していたのだが、結局のところ、払う気と、払うお金のない人間からは取る手段はない。紆余曲折はあったのだが、そのうち私はその無責任男(元夫)に全く期待をしなくなった。どうせこいつは払わない。そもそも子供達のためにきちんと養育費を払うような人間なら離婚などしない。離婚時に年金分割とか、養育費の取り組めをしなかったのかと言われたことがあるが、これもまたマトモな職についてもいない人間に支払う意思も、能力もない。のらりくらりと逃げられるのがオチであるから、そんな不毛なことより一刻も早い離婚を選んだのだ。

シングルマザーは体力勝負。

離婚したのは、上の子が中学一年生、下の子は小学生の頃だった。その頃フルタイムのパートの私は、残業要請のある時は出来るだけ残業をして、休日出勤の要請にも可能な限り答えた。時給で働く身、残業は即収入アップにつながる。それとダブルワークの単発の派遣の仕事や、観光地でのお土産やさんの売り子など、トリプルワーク、多い時はフォースワークで、収入をなんとか維持してきた。全く健康な身体に産んでくれた親には感謝しかない。それに離婚時はまだ40代半ばだったから、今より圧倒的に体力があったのだ。

今も正社員と休日の派遣のダブルワークだが、圧倒的に体力がついていかなくなった。昔と同じように3週間連勤をしてみたが、身体がついていかず抵抗力も落ちてしまい・・・2週間目でコロナに罹患した。去年の今頃の事だ。無理は出来ない年齢になってしまったのが悲しい。💦

私の場合その給料の他に、①児童手当と、②児童扶養手当で生計を立てていた。具体的には、

児童手当とは。社会をになう児童の健やかな成長を目的として、児童の養育者に手当を支給する制度。支給対象は、国内に居住している中学校終了まで(15歳になって最初の3/31まで)の児童を監護、養育している生計中心者(父母のうち恒久的に収入が高い人)が対象になる。支給額は収入によって変わり、所得制限限度額未満の人には、児童の年齢と第1子、第2子、第3子によっても金額が変わる。

普通は世帯主に振り込まれますが、婚姻中は夫(元)の口座に振り込まれたため、私が受け取ることができず、ほとんど夫の借金返済に使われていました。だいぶ後になって、働かない夫を私の扶養に入れてから、ようやく振込先を私に変更することが出来ました。それでも生活費や教育費を私の給料だけでは難しく、子供達のために教育費として貯めておくことが出来ませんでした。毎日、ギリギリの状態でした。

児童扶養手当とは。父(または母)と生計を共にしていない児童の母(または父)、あるいは父母に代わってその児童を養育している方に対し、児童の健やかな成長を願って支給される手当のこと。対象となる人は、⑴父母が離婚した後、父(または母)と生計を同じくしていない児童。⑵父(または母)が死亡した児童。⑶父(または母)の生死がわからない児童、⑷父(または母)が裁判所からのDV保護命令を受けた児童・・・等児童とは、18歳に達する日以降の最初の3/31(18歳の年度末)。また心身に中度以上の障害がある場合は20歳未満の者。支給額は、請求者の前年(1月〜9月までの間に請求する場合は前々年)の所得によって決まる。また請求者の所得によって、全額支給、一部支給、全額停止などによって変わります。

この児童扶養手当にはずいぶん助けられましたが、問題点も多く感じられました。

問題点のひとつ目。私のように仕事を掛け持ちして働くシングルマザーは多いと思いますが、収入を上げるために働いて収入が上がると、今度は手当の支給額の見直しをされて一部支給となり、支給額が減額されるということに。その支給額の一部支給の通知が来たときは、本当に「ええっ!なんで〜💦。」と叫んでしまいました。収入を上げるために必死に働いているのに、働いたら手当を減らされるって、どうして⁉️」😱😱😱

もうひとつの驚きは、1人目と、2人目は手当の金額が変わるということでした。ex)全額支給の場合、1人目の月額:45,500円に対し、2人目の月額:10,750円になるということ。「なんで?子供2人いたら人数✖️2じゃないの⁉️どうやって暮らせっていうの?」と。手当てをもらえるだけありがたいといえばそれまでなのですが、養育費をもらえていないシングルマザーが未だ多くを占めているのに、現実はまだまだ厳しいのでした。ギリギリの暮らしです。ニュースなどで、シングルマザーの貧困が取り上げられますが、もう少し政府のお役人も現状を知ってほしいです。

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