プロフィール
きらりん革命をフォローする

シングルマザーのお金事情② 手当や補助など。

未分類

ひとり親の手当や補助について

私のようなひとり親世帯に対する支援について、書いていきたいと思います。こども家庭庁によるひとり親家庭に対する支援は、①「子育て・生活支援策」、②「就業支援策」、③「養育費の確保策」、④「経済的支援策」の4つの柱からなっています。

①「子育て・生活支援策」:母子自立支援員による相談支援。ヘルパー派遣等による子育て、生活支援。保育所の優先入所。学習ボランティア派遣による子どもへの支援。母子生活支援施設の拡充など。

②「就業支援策」:母子自立支援プログラム、ハローワークとの連携での就職支援。母子家庭の能力開発等のための(高等職業訓練促進給付金)の支給。看護師、准看護師、保育士、介護福祉士等の資格取得を目指すにあたり、訓練中の生活費を支給する制度。

③「養育費の確保策」:養育費相談の支援。「養育費の手引き」やリーフレットの配布など。

④「経済的支援策」:児童扶養手当の支給。母子父子寡婦福祉資金の貸付など。

注:母子父子寡婦福祉資金貸付制度とは、20歳未満の児童を扶養しているひとり親に無利子または低利子で貸し付ける制度のこと。就学資金、就業資金、就職支度資金、住宅資金、事業開始資金、事業継続資金等の種類があり、その種類によって限度額が決まっているもの。申請は最寄りの地方公共団体の福祉担当窓口までお問い合わせください。

うちの場合、上の子が高校へ入学する際、資金不足に備えて、修学資金を借りる申請をしました。必要書類を揃え、私と子供の面接等があり、そこで貸付するに値するか?返済能力等の審査がありましたが、無事審査に通りました。今回はなんとかお金を用意することが出来たため、結果この制度は使わずに済みました。この制度は他の教育ローン等に比べると利息において優遇されているので、ひとり親家庭で資金繰りに困ったら、まずは母子父子寡婦福祉資金を一度考えてみてはいいのではないでしょうか。

そのほかの助成制度について。

その他の助成制度として、私の住む地域では、ひとり親医療費助成があります。ひとり親家庭等にかかる医療費を助成する制度のことで、ひとり親医療費受給者証を窓口で提示すれば、後からかかった医療費が戻ってくる制度です。これはひとり親世帯で児童を扶養している母(父)にも適用されます。この制度には本当にお世話になりましたし、ありがたい制度でした。✳️数年前から制度が変わって、児童扶養手当受給者の児童を対象に高校3年までの窓口支払いが不要になりました。18歳〜20歳の年度末までは一旦窓口で支払って、2ヶ月後に返還となります。お近くの役所でお尋ねください。

他にも、ひとり親家庭高校生の通学費助成制度があり、通学のために使用する公共交通機関の定期券購入費の半額を助成してくれます。子供二人とも電車通学だったため、大変助かりました。

成内容は、その地方公共団体ごとにそれぞれ違う部分もありますので、お近くの役所等にお問い合わせください。(各都道府県には、それぞれ母子寡婦福祉団体協議会があります。)うちの子たちは、二人とも20歳を過ぎていてもうひとり親家庭の助成はないのですが、今思えばもっと詳しく調べて使えばよかったなとうい精度もあります。ひとり親家庭の助成の恩恵を受けられるうちに、使えばよかったなという反省を込めて。色々な情報を集めて精査して、その中で自分に有益なものをぜひ取り入れてほしいと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました