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そろそろお店手放したら?

〜私のクレカで勝手にキャッシング〜・・仕事に翳りが見え始める

夫が自営で仕事をしていた頃、上手い具合にブームに乗ってジャンジャン売り上げていた時が2〜3年ありました。その頃は借金もなく、家も建てて、さらに家にお金も入れてくれていたので生活は楽をさせてもらっていました。さらに、羽振がいいので義理の両親にも生活費を渡していました。専業主婦なのに洋服もすごい高いものでなければ値段を気にせずに買えたくらいでした。けれど世の中の流れは速く、ブームに翳りが見えるようになると売り上げも落ちていきました。さらに絶えず設備のバージョンアップが必要で資金繰りにも苦労するようになっていきました。そしてその頃から、また勝手に私名義の、今度はクレジットカードでキャッシングをして運転資金や、急には止められないと義理の両親への生活費などを自転車操業するようになりました。「ここら辺で傷が深くなる前にお店を手放したら?」と何度も伝えました。「俺が払うからいいだろう?お前に払えとは言ってない💢」などと逆ギレ(した振り)して言いくるめてきます。強く言われれば人は従うようになるというおそらく心理学のようなものの本を彼はよく読んでいました。『悪の心理学』的な感じのものです。そもそも自分が本当は気が弱くビビりなことを知っているからこそ虚勢を張って、ワザと語気を強めて他人をコントロールする・・・とういう手法を、私はおろか自分の両親にまでやっていました。自分は扱いにくいタイプたぞ。刃向かうとめんどくさいやつだぞ。言いなりになった方がいいぞとでもいうように。おそらく心理学的には、気の小さいやつがとる手法なんではないか?と私なりには推測しますが。

さて最初のうちはまだ自転車が回っていた勝手に使用されたクレジットカードのキャッシングでしたが、そのうちどんどん立ち行かなくなりました。初回の引き落とし日に落ちずに次回の引き落としまでになんとか工面する。その工面の方法は、夫が自分の両親、友達、あるいはおそらくそういう時の為だけに繋いでおいた学生時代からの友人、先輩などから、言葉巧みに借りていました。そういう時の夫の小賢しいまでの小細工と嘘は、まぁ普通の人間には理解出来ないようなもので、その頭の回転を良い方向に向ければ成功するのになぁと感じずにはいられず、まさに情けない限りでした。本人にその気がないのがダメ男たる所以です。それでもその頃はどうにかこうにか回ってはいたのでした。でも実際はまさに火の車でした・・・。

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